研究・開発

研究・開発

北九州で樹脂・プラスチック・めっきの加工工場㈱いしかわファルテック写真 研究・開発

めっきやアルマイトなど、水溶液を使用する表面処理方法(ウエットプロセス・湿式処理)に対する、水を使わない表面処理「ドライプロセス」によるめっき加工など、いしかわファルテックは常に時代の先を行くパイオニアであるために研究開発を続けています。

ハイブリッドめっきプロセス

ハイブリッドめっきプロセスの確立
(全プロセスの不具合解消)

北九州で樹脂・プラスチック・めっきの加工工場㈱いしかわファルテック ハイブリッドめっきプロセス図 北九州で樹脂・プラスチック・めっきの加工工場㈱いしかわファルテック WETプロセス電気めっき工程

後工程となるウエットプロセス(電気めっき工程)において、「スパッタリング条件(膜質)×電気めっき条件」の条件設定によって、下記のような不具合が発生することを確認
・めっき液組成によるめっき剥離  
・プラ-金属膜境界の密着力低下

北九州で樹脂・プラスチック・めっきの加工工場㈱いしかわファルテック サーマルサイクル前と後

多少のピット(ピンホール)等の皮膜表面の凹状欠陥は確認されたが、はがれや膨れ等の密着不良、ざら等の異物付着不良、光沢ムラやシミ等の外観不良は確認されなかった。

JIS等に示されている規格よりも厳しい条件で、サーマル試験を実施したが、試験後サンプルに、めっきの割れ、ふくれ、剥がれ、ゆがみ等の欠陥は確認されなかった。